ピストンズがボヤン・ボグダノビッチのトレードに応じる条件とは?
デトロイト・ピストンズは再建期を終わらせるべく、フェニックス・サンズをNBAファイナル進出に導いた実績を誇るモンティ・ウィリアムスをヘッドコーチに招聘した。
だが、今季のピストンズは主力選手たちの負傷離脱も影響し、現在2勝20敗、19連敗中と絶望的な状況だ。
この状況が続いた場合、ベテラン選手たちには再びトレードの噂が浮上するだろう。
その中で最も注目を集めているのは、スコアリングに定評あるボヤン・ボグダノビッチだ。
だが、ボグダノビッチをトレードで獲得したいなら、そのチームは大きな犠牲を払わなければならないかもしれない。
clutchpoints.comによると、ピストンズは相当なリターンを得られない限り、ボグダノビッチのトレードには応じないと見られているという。
ジェラミ・グラントがピストンズに所属していた時、何度もトレードの話が浮上した。
だが、ピストンズが相当なリターンを要求したため、トレードがすぐに実現することはなかった。
最終的に2022年7月のトレードでグラントを放出したわけだが、ボグダノビッチについてもグラントと同じように対処する可能性が高いと言えそうだ。
不甲斐ない成績にピストンズファンが荒れる中、果たしてピストンズのフロントオフィスは現状をどう見ているのだろうか?
なお、ボグダノビッチの契約は今季を含めてあと2年残っている。
ボグダノビッチの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りだ。
– | 2023-24 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 3 | 664 |
MP | 29.3 | 29.3 |
PTS | 17.7 | 15.6 |
TRB | 3.0 | 3.6 |
AST | 3.3 | 1.7 |
STL | 1.7 | 0.6 |
TO | 1.7 | 1.7 |
FG% | 47.5% | 46.0% |
3P% | 38.1% | 39.4% |
FT% | 77.8% | 86.5% |