ロサンゼルス・レイカーズのオースティン・リーブスは現地9日に行われたインシーズントーナメント決勝戦で28得点の活躍を見せ、チームのNBAカップ獲得に貢献した。

NBAドラフト外でレイカーズに入団し、2ウェイ契約からスタンダード契約を勝ち取り、チームUSAに選出された経歴を誇るリーブスにとって、人生最高の瞬間のひとつだったことだろう。

リーブスによると、今回の優勝は彼だけでなく、彼と同じ境遇の子どもたちの励みになるという。リーブスのコメントをlakersnation.comが伝えている。

大きな意味がある。

このことについては何度も話してきた。

僕と同じ境遇の子どもたちに光をもたらすことができる。

君たちも知っての通り、僕は人口1100人の小さな町の出身だ。

高校卒業後に町を出る若者はそう多くない。

大学に進学するかもしれないが、基本的には町の近くで仕事を見つけ、そこで一生を過ごすんだ。

だが、子どもたちに夢を追いかけることができると示すことができる。

どんな夢だってかまわない。

不可能だなんて言わせるな。

僕は学校中を走り回っていた時、皆に「NBAに行きたい」と言っていた。

おそらく多くの人々は僕を横目で見ていただろうね。

僕はどう思われようと気にしなかった。

何が何でも夢を追いかけ続けたんだ。

（ロサンゼルスの都市にとっても）大きな意味がある。

スポーツでLAの並ぶ都市はない。

彼らはバスケットボールの試合を愛しているし、スポーツ全般が素晴らしい。

すべてのスポーツでこの都市にタイトルをもたらせたら良いね。

（インシーズントーナメント優勝は）素晴らしい。

僕たちが最初に優勝したのだから、クールだ。

臨時ボーナスも良いが、チームとして戦うなら、トーナメントであろうとレギュラーシーズンゲームであろうと勝ちたい。

初代チャンピオンになったと言えるのは、本当にクールだ。

レイカーズは今もNBAスターのレブロン・ジェイムスとアンソニー・デイビスを中心としたチームだ。

今季のリーブスは昨季ほどのインパクトを与えることができずにいるが、彼が彼のパフォーマンスを取り戻せば、レイカーズはさらに手のつけられないチームになり、リーブスの故郷の子どもたちも勇気づけられるに違いない。

なお、リーブスの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。

–	2023-24	NBAキャリア
G	23	148
MP	29.1	26.6
PTS	14.1	10.8
TRB	4.7	3.3
AST	4.7	2.9
STL	1.0	0.6
TO	2.4	1.3
FG％	46.7％	49.3％
3P％	33.0％	35.6％
FT％	86.3％	85.7％