退場処分のニコラ・ヨキッチ「中には何でも言える選手もいる」
デンバー・ナゲッツのNBAオールスタービッグマン、ニコラ・ヨキッチは、現地12日に行われたシカゴ・ブルズ戦でテクニカルファウルを2度コールされ、退場を余儀なくされた。
ヨキッチはレフェリーに向かって不適切な言葉を使ったためテクニカルファウルをコールされたというが、ヨキッチは一線を越えたことを認めつつも、次のようにコメントしたという。basketnews.comが伝えている。
何が起こったのか僕には分からない。
セルビアでのゲームでなかったのは良かった。
(セルビアで行われていたら)本当におもしろくなっていただろう。
中には何でも言える選手もいる。
僕は自分が発した言葉がテクニカルファウルに値しないと思う時がある。
そういうことだ。
僕は一線を越えた。
だが、同じ言葉でも一線を越えない時がある。
僕は金が好きだから、これ以上言うのはやめておくよ。
レフェリーは試合後、ヨキッチに対するテクニカルファウルについて次のように説明した。
はっきりさせておきたいが、ヨキッチが1度目のテクニカルファウルの後に退場となったのは、彼がオフィシャルに対して冒涜的な言葉を使ったためだ。
我々の基準では、それは退場に値する。
ヨキッチはファウルをコールされなかったことに不満を感じ、レフェリーに向かって「ファウルをコールしろ!マザー●ァッカー」と言い放ったと報じられている。
一方、ナゲッツを指揮するマイケル・マローンHCは「僕には何が問題なのか分からない。僕が育った場所では愛情表現だ」と擁護した一方で、ヨキッチが退場処分となるのは今季2度目であるため、「オフィシャルと衝突する癖をつけるべきではない」と釘を差した。
ヨキッチはナゲッツにおいて最も重要な選手だが、今季のナゲッツはヨキッチが欠場、もしくは退場した試合で3勝0敗を記録している。
この結果を受け、アーロン・ゴードンは以下のようにジョークを放った。
僕たちはヨキッチをできるだけ早く退場させたい(笑)