ペイサーズのリック・カーライルHCがゲームボール問題に言及「ゲームボールは2つある」
ミルウォーキー・バックスのNBAオールスターフォワード、ヤニス・アンテトクンポは、現地13日に行われたインディアナ・ペイサーズ戦終了後に激しく憤り、タイリース・ハリバートンなどペイサーズの選手やコーチと口論を繰り広げた。
ペイサーズがゲームボールを持ち帰ろうとしたためだ。
アンテトクンポは今もペイサーズがゲームボールを持ち帰ったと感じているというが、ペイサーズを指揮するリック・カーライルHCがこの件に言及した模様。indystar.comが伝えている。
オスカー・シブエにとってNBAでの初得点だった。
我々はいつもゲームボールを受け取っている。
ヤニスのフランチャイズ記録のことは考えていなかった。
だから我々はゲームボールを受け取り、その数分後に(バックスの)選手何人かが我々が通る廊下にやって来た。
何と言えばいいのか分からないが、大騒ぎ、乱闘、混乱、あらゆることがあった。
パンチは飛び交っていないと思うが、我々のゼネラルマネージャー(チャド・ブキャナン)が彼らのひとりに肋骨を肘打ちされた。
彼が肋骨を挫傷したのは間違いない。
だが、それ以上のことがあるかどうかは分からない。
残念な状況だ。
我々は公式のゲームボールは必要ない。
ボールは(予備と合わせて)2つある。
我々がもう1つのゲームボールを受け取っても良かった。
あれほどエスカレートすべきではなかった。
本当に残念だ。
彼ら(バックス)のセキュリティのひとりが試合で使われた本物のゲームボールを受け取ったことが判明した。
つまり、彼らはすでに(ゲームボール)を持っていたということだ。
カーライルHCが指摘したように、試合が終わった瞬間にバックスのスタッフのひとりがレフェリーに近寄り、ゲームボールを受け取ったように見える。
スタッフは意図があってゲームボールを奪ったように見えるため、ペイサーズにみすみす渡すとは思えない。
果たして試合で使われたゲームボールは誰の手の中にあるのだろうか?
なお、勝敗がすでに決しているにもかかわらずアンテトクンポが試合最終盤にダンクを決めたことについて質問されたカーライルHCは、次のように答えた。
その件についてコメントしても意味がない。
答えは明らかだと思う。