不満報道のジョナサン・クミンガ「もう過去のこと」
NBAキャリア3年目を迎えているゴールデンステイト・ウォリアーズのジョナサン・クミンガは、アンドリュー・ウィギンスの不振に伴いスターターに抜擢された。
だが、先日行われた昨季NBA王者デンバー・ナゲッツ戦で第3Q中にベンチに下げられると、その後は最後までコートに復帰しなかった。
クミンガは安定しない役割と出場時間に不満を感じ、指揮官のスティーブ・カーHCに対する信頼を失ったと報じられたが、その問題についてはすでに解決したのかもしれない。
クミンガは現地5日にデトロイト・ピストンズに勝利した後、不満報道について質問されると、次のようにコメントしたという。larrybrownsports.comが伝えている。
僕はここが大好きだ。
ここにドラフトされた。
浮き沈みは常にあるものだ。
浮き沈みを経験した時、多くの人々は困惑してしまうだろう。
だが、スティーブは僕を信頼してくれている。
今この時点で彼が僕を信頼してくれていることを、僕は知っている。
あれはコミュニケーションというより理解力の問題だった。
ビーフはないよ。
そういったものはない。
もう過去のことだ。
より良く理解し、全員が協力してこのチームを助け、すべてが過去になることを願っている。
クミンガによると、カーHCと「出場時間を勝ち取るためには何が必要か?」という点について話し合ったという。
今日はそのような話をした。
何か質問したいことがあれば、いつでも彼(カーHC)のオフィスを訪ねることができる。
それが分かっただけでも気持ちが楽になった。
彼は常に扉を開けてくれている。
そこに行ってくつろぎ、彼が部屋に帰ってくるのを待つだけさ。
クミンガはピストンズ戦でチーム最長となる35分38秒間プレイした。
この出場時間はクミンガにとって今季最長だった。
クミンガの問題が解決した後はモーゼス・ムーディーが出場機会に不満を持っていると報じられたが、ムーディーもクミンガと同じようにカーHCと直接話をし、状況を理解することだろう。
なお、クミンガの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2023-24 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 34 | 171 |
MP | 22.5 | 19.6 |
PTS | 12.8 (キャリアハイ) | 10.2 |
TRB | 4.1 (キャリアハイ) | 3.5 |
AST | 1.4 | 1.4 |
STL | 0.6 (キャリアハイタイ) | 0.5 |
TO | 1.4 | 1.3 |
FG% | 50.6% (キャリアワースト) | 51.6% |
3P% | 27.7% (キャリアワースト) | 33.6% |
FT% | 69.5% (キャリアハイ) | 67.8% |