ケビン・デュラントがドレイモンド・グリーンに対する発言を受け「悪意はなかった」
フェニックス・サンズのNBAオールスターフォワード、ケビン・デュラントは、ゴールデンステイト・ウォリアーズのドレイモンド・グリーンがユスフ・ナーキッチの顔面にパンチを見舞った後、元チームメイトのグリーンについて「あれは正気の沙汰でなかった。NBAの試合で一度も見たことがない」、「彼には助けが必要だ」、「僕が彼の周りにいた時、もしくはリーグに加わった時、彼はあんなことをする人間ではなかった」などと指摘した。
グリーンはデュラントの発言を聞いた直後に怒りが込み上げてきたというが、デュラントの言葉を深く掘り下げ、デュラントの言葉は間違っていないと考えるようになったという。
では、デュラントはグリーンの言葉をどう受け止めているのだろうか?
デュラントはロサンゼルス・クリッパーズに敗れた後、グリーンの発言について質問されると、次のように答えたという。larrybrownsports.comが伝えている。
君たちには僕の観点から見てほしい。
僕はあのコメントをする前、ドレイモンドがセラピーを受けると聞いていた。
そこから僕が考えるべきこと。
彼らは彼がセラピーを受けると言っていた。
僕は彼が良くなることを願っている。
彼が学ぶことを願っている。
僕の発言に悪意はまったくなかった。
僕が人々から悪意があるとか、陰湿とか、姑息とか思われていることは知っている。
人々が僕のことをどう見ているかは知っている。
僕は悪いことを言ったとしても、誰かを傷つけるつもりはない。
彼と彼の家族に敬意を欠いたつもりはなかった。
彼がコートに戻ってきてくれて嬉しいよ。
グリーンとデュラントの間には確執があるとされている。
少なくともグリーンはデュラントを良く思っていないとされているが、グリーンとデュラントの発言を聞く限り、互いに対するネガティブな感情は薄れつつあるように思える。
彼らは今後、コート上で悪意ある戦いではなく、ライバルとして切磋琢磨するに違いない。
なお、サンズとウォリアーズは現地2月10日に対戦する予定となっている。