ステフィン・カリーがウォリアーズの選手たちに付きまとうトレードの噂について「巻き込まれてはならない」
ゴールデンステイト・ウォリアーズは現地10日にニューオーリンズ・ペリカンズに大敗し、今季の成績を17勝20敗とした。
同日にユタ・ジャズが昨季NBA王者デンバー・ナゲッツに勝利したため、ウォリアーズの順位はウェスタン・カンファレンス12位に落ちてしまった。
NBAタイトル奪還を目標としているウォリアーズとしては、一刻も早く立ち直りたいところだろう。
このような状況を受け、アンドリュー・ウィギンスやジョナサン・クミンガといった主力選手たちにトレードの噂が出ているが、NBAオールスターガードのステフィン・カリーによると、ウォリアーズの選手たちはトレードの噂などに耳を貸すべきではないという。
カリーはウォリアーズについて次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
僕たちが選手としてコントロールできるのは、努力、集中力、闘争心だ。
すべてのNBAシーズン、すべての組織において、そのようなこと(トレードの噂)は自ずと解決する。
つまり、そういったことに気を取られるべきではない。
なぜなら、順位表の上位にいようと下位にいようと、そういった噂は常に渦巻くものだからね。
ビジネスの一部だ。
実際に何かが起こるまで、巻き込まれてはならない。
それに気を取られていると、良いバスケットボールをプレイする機会を奪われてしまうだろう。
カリーはそう指摘した一方で、トレードによるロスター調整の必要性も示唆したという。
ウォリアーズはウィギンスをトレード対象として見ていると噂されている。
だが、ウィギンスの今季のパフォーマンスと契約が足かせとなり、もし即戦力を獲得したいなら若手選手やNBAドラフト指名権をトレードパッケージに加える必要があるとされている。
その場合は出場機会に不満を持っているされるモーゼス・ムーディーが候補になるだろうが、現地2月8日のトレード期限までにウォリアーズがどう動くのか注目したいところだ。
なお、ウォリアーズの現在のロスターは以下の通りとなっている。
選手 | キャリア | 備考 |
---|---|---|
ステフィン・カリー | 14 | 2026年完全FA |
ウスマン・ガルバ | 2 | 2024年完全FA ※2ウェイ契約 |
ドレイモンド・グリーン | 11 | 2026年プレイヤーオプション |
トレイス・ジャクソン・デイビス | 0 | 2026年チームオプション |
コリー・ジョセフ | 12 | 2024年完全FA |
ジョナサン・クミンガ | 2 | 2025年制限付きFA |
ケボン・ルーニー | 8 | 2025年完全FA |
モーゼス・ムーディー | 2 | 2025年制限付きFA |
クリス・ポール | 18 | 2025年完全FA |
ゲイリー・ペイトンⅡ | 7 | 2024年プレイヤーオプション |
ブランディン・ポジェムスキー | 0 | 2025年チームオプション |
レスター・キニョネス | 1 | 2024年制限付きFA ※2ウェイ契約 |
ジェローム・ロビンソン | 3 | 2024年完全FA ※2ウェイ契約 |
ダリオ・サリッチ | 7 | 2024年完全FA |
クレイ・トンプソン | 12 | 2024年完全FA |
アンドリュー・ウィギンス | 9 | 2026年プレイヤーオプション |