キングスがトレードでカイル・クーズマ獲得を狙う?
現在23勝15敗でウェスタン・カンファレンス5位のサクラメント・キングスは、トロント・ラプターズのパスカル・シアカムに関心を持っていた。
だが、ラプターズがトレードパッケージにキーガン・マレーを含めるよう要求し、かつシアカムがキングスに再契約しないことを伝えると、キングスはラプターズとのトレード交渉を中止。
現在は他のフォワードを探しているというが、キングスのトレードターゲットリストにあるフォワードのひとりはワシントン・ウィザーズのカイル・クーズマなのかもしれない。
fadeawayworld.netによると、キングズのゼネラルマネージャーを務めるモンテ・マクネアは、現地1月15日にトレード可能となるクーズマを獲得する方法を模索しているという。
クーズマはスコアリングとリバウンドに定評あるフォワードであり、ロサンゼルス・レイカーズ時代にNBAタイトル獲得に貢献した実績も持つ。
クーズマはレイカーズの一員として2020-21シーズンを終えた後、キングスにトレードされる見込みだった。
当時のレイカーズはNBA屈指の3Pシューターであるバディ・ヒールドを獲得するはずだったが、ラッセル・ウェストブルックを獲得できるチャンスがあることを知るとキングスとのトレード交渉を白紙に戻し、クーズマをウィザーズへ放出した。
キングスにとって28歳のクーズマは長期的な戦力となる可能性があるため、今回のトレードは成功させたいところだろう。
ウィザーズはクーズマのトレードのリターンとして複数のNBAドラフト1巡目指名権など相当な資産を要求すると見られている。
キングスはNBAドラフト1巡目指名権を豊富に保有しているため、トレードが実現する可能性は十分あるのかもしれない。
なお、クーズマの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りだ。
– | 2023-24 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 37 | 443 |
MP | 31.1 | 31.1 |
PTS | 22.2 (キャリアハイ) | 17.0 |
TRB | 6.2 | 6.3 |
AST | 4.2 (キャリアハイ) | 2.6 |
STL | 0.4 (キャリアワースト) | 0.6 |
TO | 2.7 | 2.1 |
FG% | 45.9% (キャリアハイ) | 45.0% |
3P% | 34.4% | 33.8% |
FT% | 77.7% (キャリアハイ) | 73.0% |