スティーブ・カーHCがリングセレモニーでのブルズファンのブーイングに「恥ずべきこと」
シカゴ・ブルズは現地12日に行われたゴールデンステイト・ウォリアーズ戦のハーフタイム中に、フランチャイズ初となるチームとしてのリングセレモニーを開催した。
レギュラーシーズン72勝10敗を記録し、NBAタイトルを勝ち取った1995-96シーズンのメンバーが集結し、彼らの功績を祝福するセレモニーとなったわけだが、当時ゼネラルマネージャーを務めていたジェリー・クラウスの名が発表された時、ブルズファンはブーイング。
すでに他界したクラウスの代理で出席したクラウスの妻は、心無いブーイングに涙を流していたように見えた。
多くのNBAファンがブルズファンを批判している中、セレモニーに参加したスティーブ・カーHCもブルズファンに対して厳しい言葉を放った模様。
カーHCはブルズ戦を終えた後、ブルズファンのブーイングについて次のように指摘したという。fadeawayworld.netが伝えている。
恥ずべきことだ。
まったく恥ずべきことだ。
信じられない。
テルマ(クラウスの妻)のことを思うと、クラウス家のことを思うと、本当にショックだ。
いったい何を考えているんだ?
ただし、ブーイングを聞いた時、それがすべてではないことを理解しなければならない。
ブーイングしたファンは、自分のことを分かっているはずだ。
僕としては本当に恥ずべきことだと思うし、本当にショックを受けている。
セレモニーに参加したロン・ハーパーは「チームを6度のNBAチャンピオンに導いた功績を認め、経緯を示すべき」と指摘し、デマー・デローザンも「クラウスのレガシーを称賛し、感謝すべき」とした。
ブルズとしては特別な一夜になることを期待していただろうが、心無いファンによって台無しにされてしまった。
今後同じようなことが起こらないことを願うばかりだ。