バックスがエイドリアン・グリフィンHCを解雇
NBAオールスターのヤニス・アンテトクンポとデイミアン・リラードを擁するミルウォーキー・バックスは、現在30勝13敗でイースタン・カンファレンス2位と好調だ。
だが、その成績にかかわらず、バックスは指揮官の変更を決定した模様。
バックスは現地23日、ヘッドコーチのエイドリアン・グリフィンを解雇したことを発表した。
バックスによると、チームはすぐに次期ヘッドコーチ探しをスタートし、決定するまでアシスタントコーチのジョー・プランティーが臨時ヘッドコーチとして指揮するという。
バックスがグリフィンを解雇した理由は明かされていないが、ここ最近は複数のベテラン選手がグリフィンに対する信頼を失いつつあると報じられていた。
今季のバックスはNBA2位のオフェンシブレーティングを誇っている一方で、ディフェンシブレーティングについてはNBA22位にとどまっている。
昨季のディフェンシブレーティングはNBA4位だったというから、ディフェンス力の低下は明らかだが、オフシーズン中のトレードでジュルー・ホリデーを放出した影響も大きいだろう。
いずれにせよ、バックスは大きな改革の時を迎えていると言えそうだ。
なお、バックスは経験と実績ある人物を次期ヘッドコーチに採用する見込みであり、現時点ではドック・リバースが有力候補に挙がっている。
