サンズがターゲットとする5選手とは?
現在26勝19敗でウェスタン・カンファレンス6位のフェニックス・サンズは、現地2月8日のトレード期限までにロスターを調整すると見られている。
サンズはウィングとセンターのポジションの強化を必要としているというが、現時点ではどの選手がトレードターゲットとなっているのだろうか?
gophnx.comによると、サンズはトレード市場でシャーロット・ホーネッツのマイルズ・ブリッジズとニック・リチャーズ、ブルックリン・ネッツのロイス・オニール獲得を狙う可能性があるという。
サンズが最も望んでいるとされるのは、今年夏にFAになるブリッジズだ。
だが、ブリッジズの人気はDV問題により著しく低下したこともあり、もしブリッジズをトレードで獲得した場合、特に女性ファンを失ってしまうリスクは否定できない。
ただし、ブリッジズはトレード拒否権を持っているため、スターターの役割を与えられないであろうサンズへのトレードを拒否することができる。
なお、サンズはブリッジズのサラリーにマッチするため、ナシール・リトルを中心にチメジ・メトゥ、渡邊雄太、ボル・ボルのようなミニマム契約の選手をトレードパッケージに加える可能性があると報じられている。
一方、ビッグマンのリチャーズについては、ミニマム契約の選手、トレード例外1つ、NBAドラフト2巡目指名権で獲得できるが、サンズはウィングのポジション強化をより必要としているため、おそらくブリッジズ獲得に専念するだろう。
ネッツのオニールについては、ブリッジズを獲得できなかった時のターゲットとされている。
サンズはドリアン・フィニー・スミスにも関心を持っているというが、キャップスペースを踏まえると、オニールが現実的だろう。
また、サンズはトレード市場でロスターの補強に失敗した場合、バイアウト市場に目を向けると見られている。
バイアウト市場ではPJ・タッカー(クリッパーズがバイアウトすれば)とビスマック・ビオンボ獲得を狙う可能性があるというが、サンズのロスター枠は2ウェイ契約を含めてすべて埋まっている。
つまり、トレード期限までにロスター枠に変化がなかった場合、ミニマム契約の選手をウェイブするだろう。
トレード期限が刻々と迫る中、果たしてサンズはどう動くのだろうか?
なお、サンズの現在のロスターは以下の通りとなっている。
– | 2023-24 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 30 | 321 |
MP | 36.9 | 29.8 |
PTS | 20.9 (キャリアハイ) | 14.1 |
TRB | 7.0 (キャリアハイタイ) | 5.8 |
AST | 2.9 | 2.3 |
STL | 1.0 (キャリアハイ) | 0.8 |
TO | 2.0 | 1.4 |
FG% | 46.0% | 47.1% |
3P% | 35.6% | 34.7% |
FT% | 87.1% | 81.7% |