スティーブ・カーHCがドレイモンド・グリーンについて「彼はキャリアが危うくなったことを分かっていた」
フェニックス・サンズのユスフ・ナーキッチは現地10日にゴールデンステイト・ウォリアーズに敗れた後、ドレイモンド・グリーンを厳しく批判した。
ナーキッチは激しいバトルを繰り広げたグリーンについて、「セカンドチャンスには値しない」、「彼が誰かを殴り倒すのは時間の問題だ」などと指摘。
しかし、ウォリアーズを指揮するスティーブ・カーHCは、グリーンがカウンセリングで学んだことを活かしていると感じているようだ。
カーHCはサンズ戦を終えた後、グリーンについて次のようにコメントしたという。hoopsrumors.comが伝えている。
離脱していた1ヶ月間、出場停止期間は本物だった。
彼はキャリアが危うくなった、もしくは危うくなっていることを分かっていた。
彼は昨年の彼ではなく、過去9年間の彼にならなければならないことを理解している。
彼がそうやっているのが僕には見えている。
ナーキッチの発言がウォリアーズのロッカールームに伝えられると、ウォリアーズの選手たちは失笑した。
ウォリアーズの選手たちはグリーンを「一線を越えることなくフィジカルなプレイができるようになった」と評価し、ナーキッチの発言を一蹴したという。
グリーンはテクニカルファウルの常連として知られているが、復帰後はまだ1度しかコールされていない。
ナーキッチのようにグリーンを心理戦に引きずり込もうとする選手も現れるだろうが、出場停止期間中に多くを学んだグリーンが挑発に乗ることはなさそうだ。
なお、グリーンの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2023-24 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 26 | 784 |
MP | 26.8 | 28.7 |
PTS | 9.1 | 8.7 |
TRB | 6.5 | 6.9 |
AST | 6.2 | 5.6 |
STL | 0.7 | 1.3 |
BLK | 0.9 | 1.0 |
TO | 2.6 | 2.3 |
FG% | 50.3% | 45.0% |
3P% | 40.0% (キャリアハイ) | 31.7% |
FT% | 78.6% | 71.4% |