パトリック・ベバリーがJJ・レディックを批判「ドック・リバースは君のキャリアを救ってくれた」
元NBA選手のJJ・レディックは、ミルウォーキー・バックスを指揮するドック・リバースHCがシーズン途中にヘッドコーチに就任することについて「思っていたより難しい」と発言したことを受け、「常に言い訳」などと指摘した。
リバースHC就任後のバックスは3勝7敗と低迷。
バックスがジミー・バトラーを欠くマイアミ・ヒートや主力のほとんどを欠くメンフィス・グリズリーズに敗れるなど、NBAタイトルコンテンダーらしからぬ戦いを続けているため、リバースHCに批判が集中している。
だが、シーズン中のトレードでバックスに加わったパトリック・ベバリーは、レディックを恩知らずと感じているのかもしれない。
レディックがロサンゼルス・クリッパーズ時代の恩師リバースHCを批判したことを受け、ベバリーは次のように指摘したという。clutchpoints.comが伝えている。
この男、ドックは、実際に君のキャリアを救った。
君が他の誰からも望まれなかった時に彼は君をスタートさせた。
そして君は引退してテレビに出演し、そんなことを言っている。
クリッパーズ時代のレディックは3P成功率44.0%を記録するなど、確かな実績を残した。
それゆえにレディックにとってリバースHCは恩人と言っても過言ではないだろう。
とはいえ、NBAアナリストとして公平性を持って仕事に取り組んでいるレディックは、常に第3の視点で物事を判断し、相手が誰であっても意見し続けるに違いない。
なお、レディックはベバリーの発言を受け、次のように反応している。
僕のお気に入りのパット。
僕は他のチームから同じ金でスターターとしてプレイできる4年契約のオファーをもらっていた。
キャリアを救ったとかくだらないことを言うな。