NBAオールスターゲームの修正すべき点について質問されたレブロン・ジェイムス「僕には分からない」
イースタン・カンファレンス対ウェスタン・カンファレンスのフォーマットに戻った今季のNBAオールスターゲームは、イーストが211対186で勝利した。
NBAオールスターゲーム史上最多得点での勝利となったものの、選手たちがゲームに真剣に取り組まず、ショーバスケットボールになったため、ファンは「活気を取り戻すために調整が必要だ」などと指摘。
では、20回目となるNBAオールスター出場を果たしたロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェイムスは、今のオールスターゲームをどう考えているのだろうか?
ジェイムスはNBAオールスターゲームの修正すべき点について質問されると、次のように答えたという。lakersnation.comが伝えている。
僕には分からない。
解決しなければならないことのひとつだとは思う。
双方が納得できる中間地点はどこなのか?
多くの試合が同じようになってきている。
僕たちは試合のペースをもっと上げたかった
もっとシュートを撃ちたかった。
もっと自由な流れの中でプレイしたかった。
自由に動きたかった。
だが、僕たちはそういうゲームになるのを止めた。
今は多くの自由が失われてしまった。
それが今のレギュラーシーズンの試合だ。
この試合をどうすれば改善できるのか、より深く議論しなければならない。
選手から見ると、コートを走り回るのは明らかに楽しい。
だが、結局のところ僕たちはあのような自由なスコアリングを好まない。
ただ、今日は選手が怪我をせず、試合前と同じ状態で終えることができたのは良かった。
この件についてはより深い議論が必要だ。
選手にとって最大の目標はNBAオールスターに選出されることではなく、NBAタイトルを勝ち取ることだ。
それゆえに、前半のみの出場にとどめたジェイムスのように、NBAタイトルに直結しないオールスターゲームに怪我のリスクを感じる選手も少なくない。
NBAコミッショナーのアダム・シルバーは今回のオールスターゲームの内容に満足していないとされる中、オフシーズン中にどのような議論がかわされるのか注目したいところだ。