スターターから外されたジョーダン・プール「常識があれば僕の気持ちは分かるはず」
NBAキャリア5年目を迎えているワシントン・ウィザーズのジョーダン・プールは、現地22日に行われたデンバー・ナゲッツ戦にベンチから出場した。
プールがベンチから出場するのは、トレードでウィザーズに加わって以降初だ。
プールはベンチ出場に複雑な思いを抱えながらも、与えられた役割にアジャストするために気持ちを切り替えようとしている模様。
プールはナゲッツ戦を終えた後にスターターから外されたことについて質問されると、次のように答えたという。hoopsrumors.comが伝えている。
常識があれば、この状況における僕の気持ちは分かるはずだ。
だが、僕はチームを助けるために、前に進むために、自分にできることをやるつもりだ。
僕はここ3年間、ポイントガードとしてプレイしてきた。
今季はシーズンを通して自分のポジションでまったくプレイしていない。
だから、今はそれを理解しようとしているところだ。
僕が軌道に乗ることができるなら、僕たちはこれをやらなければならないと思う。
臨時ヘッドコーチのブライアン・キーフはプールのベンチ出場について、「セカンドユニットのリードハンドラー、リードディシジョンメイカーになり、オフェンスのエンジンになる機会」、「ポジティブな変更」などと説明している。
プールは集中力を欠いたプレイやディフェンスの欠如が問題視されているが、果たして新たな役割に順応し、NBAキャリアを取り戻すことができるだろうか?
なお、ウィザーズのネットレーティングはプールがコートにいない時にマイナス2.3、プールがコートにいる時にマイナス14.1を記録している。
プールの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りだ。
– | 2023-24 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 53 | 319 |
MP | 29.2 | 26.8 |
PTS | 15.7 | 15.8 |
TRB | 2.4 | 2.6 |
AST | 3.6 | 3.4 |
STL | 1.1 (キャリアハイ) | 0.8 |
TO | 2.2 | 2.1 |
FG% | 39.6% | 41.7% |
3P% | 30.4% | 33.3% |
FT% | 85.4% | 87.5% |