ケビン・デュラント「年齢を重ねると学んだことを伝えることが重要になる」
NBAスターのケビン・デュラント、デビン・ブッカー、ブラッドリー・ビールを擁するフェニックス・サンズは今季、最高のスタートを切ることができなかった。
主力選手たちの怪我による離脱が大きな要因とされているが、ビッグ3が揃った後は白星を積み重ね、NBAタイトル獲得の可能性を感じさせる戦いを見せている。
そんな中、3個目のチャンピオンリング獲得を目指しているデュラントが、自身のNBAキャリアに言及した模様。
デュラントは「今キャリアが終わっても大丈夫?」と質問されると、冗談をまじえながら次のように答えたという。basketnews.comが伝えている。
今すぐすべてが終わってほしいと思っている(笑)
だが、僕はまだプレイできるエネルギーがあると感じている。
試合が終わった後やストレッチの後に、確かに年をとったと感じる時がある。
長くやっていると、すごくたくさんの経験を積むことができる。
他のスポーツを見渡してみると、トム・ブレイディやカル・リプケン、デレク・ジーターのような選手もいるよね。
彼らはすごく長く現役を続けている。
そこからインスピレーションを得て、できる限りゲームに還元するだけだ。
年齢を重ねると、それを還元し、学んだことを伝えることもしなければならない。
勝ちたい、頂点に立ちたいという欲求以上にそれが重要になるんだ。
僕はキャッチ&シュートが少しできるし、ディフェスも少しできる。
40代になったら、3&Dやシックスマンになれるかもしれないね。
また、デュラントは「サンズでNBAキャリアを終えたい?」と質問されると、次のように答えた。
僕はたくさんのチームでプレイしてきた。
前にも言ったことがあるが、今この瞬間のことを考え、次の瞬間のことは考えない。
それが今言えることだ。
何が起こるかはまったく予測できない。
だが、僕はフェニックスでプレイするのが大好きだし、ここのファンと都市が大好きだ。
デュラントは今季も平均28.0得点を記録するなど、NBAトップクラスのスコアラーであることを証明し続けている。
シアトル・スーパーソニックが復帰すればソニックスへ移籍するのだろうが、それまではサンズの一員として戦い続け、フランチャイズ初となるNBAタイトル獲得に集中することだろう。
なお、デュラントの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2023-24 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 51 | 1037 |
MP | 37.1 | 36.7 |
PTS | 28.0 | 27.3 |
TRB | 6.7 | 7.0 |
AST | 5.6 | 4.4 |
STL | 0.9 | 1.1 |
BLK | 1.3 | 1.1 |
TO | 3.2 | 3.2 |
FG% | 53.0% | 50.0% |
3P% | 42.3% | 38.7% |
FT% | 86.4% | 88.5% |