ダリオ・サリッチ「将来のNBAはよりヨーロッパの形に近づくと思う」
近年のNBAでは、ヨーロッパ出身の選手たちが大活躍している。
デンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチ、ダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチ、ミルウォーキー・バックスのヤニス・アンテトクンポがその代表例と言えるだろう。
ヨーロッパ出身のNBA選手たちによると、NBAはより1on1バスケットボールに、ヨーロッパはよりチームバスケットボールに重きを置いているというが、ゴールデンステイト・ウォリアーズのダリオ・サリッチはヨーロッパ出身のNBAスターが増えることによりNBAのバスケットボールが変わる可能性があると感じているようだ。
サリッチはNBAとヨーロッパのバスケットボールについて、次のようにコメント。basketnews.comが伝えている。
ギャップは埋まりつつあると思う。
なぜなら、ヨーロッパでは5on5のバスケットボールを学んでいるからね。
アメリカでは1on1のバスケットボールをプレイするために学ぶことが多いよね。
それがNBAとヨーロッパに違いだ。
おそらく彼ら(NBA選手)は1on1でより熟練しているんだ。
ヨキッチとドンチッチはステフ(・カリー)など数人の選手と並び、NBAで最高の選手だと思う。
彼ら(ヨーロッパでプレイする選手)はすごく才能がある。
彼らはチームバスケットボールをプレイする方法を知っている。
素晴らしいバスケットボールをプレイする方法を知っている。
将来のNBAは今よりヨーロッパの形に近づくんじゃないかな。
ただ、NBAがそれを許すかは分からない。
彼らはアメリカのスポーツであり続けるべきと思っているからね。
NBAがヨーロッパのようにチームバスケットボールをより重視するようになる可能性はある。
だが、大金が動くNBAにおいて、1on1はファンを魅了する大きな要素であるため、完全にチームバスケットボールに移行することはないだろう。
とはいえ、ヨーロッパ出身のNBAスターがさらに増えた時、NBAのバスケットボールの形がどう変化するのか気になるところだ。