ロサンゼルス・クリッパーズのラッセル・ウェストブルックは、NBA史上最多となるトリプルダブル達成回数を誇る偉大な選手だ。

ここ最近はベンチから出場し、トリプルダブルを記録することもほとんどなくなってしまったが、ウェストブルックが誇りを失うことはないようだ。

ウェストブルックは現地4日、昨季NBA王者デンバー・ナゲッツとの対戦でニコラ・ヨキッチがトリプルダブルを記録した後、トリプルダブルについて質問されると、次のように答えたという。basketnews.comが伝えている。

聞いてくれ。

僕のような選手は他にいない。

ひとりもいない。

ここで止めておこう。

僕のような選手はひとりもいない。

ニコラは素晴らしい選手のひとりだ。

だが、僕とは違う。

僕も彼ではない。

彼はMVPを2度勝ち取った。

彼を抑えるのは難しいし、素晴らしいパサーでもある。

正しいプレイというものを分かっているし、毎晩戦っている。

僕たちは今夜、彼のベストを引き出したんじゃないかな。

ウェストブルックはNBAキャリアを通してトリプルダブルを189回達成している。

一方、ヨキッチは129回だ。

もしヨキッチがウェストブルックのNBA記録を塗り替えたとしても、ウェストブルックはヨキッチの偉業を素直に称えるに違いない。

なお、この日のウェストブルックとヨキッチのスタッツは以下の通りとなっている。

–	R・ウェストブルック	N・ヨキッチ
MP	23	40
PTS	12	36
TRB	6	17
AST	5	10
STL	1	0
BLK	1	0
TO	2	5
FG％	44.4％ （4/9）	58.3％ （14/24）
3P％	0％ （0/2）	37.5％ （3/8）
FT％	100％ （4/4）	83.3％ （5/6）
+/-	+8	+12