ポール・ピアース「特にフランス出身の選手はタフと思われていない」
近年のNBAでは、ヨーロッパ出身の選手たちが大活躍している。
セルビア出身のニコラ・ヨキッチやギリシャ出身のヤニス・アンテトクンポ、スロベニア出身のルカ・ドンチッチがその代表例だろう。
だが、NBAレジェンドのポール・ピアースはヨーロッパ出身の選手、とりわけフランス出身のルディ・ゴベアとビクター・ウェンバンヤマについては認めていないのかもしれない。
ピアースは先日、シカゴ・ブルズのアレックス・カルーソとゴベアが一触即発の事態となったことを受け、次のように発言したという。basketnews.comが伝えている。
誰もヨーロッパ出身の選手をタフと思っていない。
特にフランス出身の選手だ。
彼らはナイスな人々さ。
パン屋が好きで、フレンドリーだ。
(ウェンバンヤマ)はタフガイではない。
彼はセクシーな言葉を話す。
僕たちがリスペクトしているタフガイとは、そういうものではない。
ルディ・ゴベアがドレイモンド(・グリーン)に首を絞められたのを見た。
君はディフェンシブプレイヤー・オブ・ザ・イヤーだ。
だが、君に威圧されている人間はひとりもいない。
なぜピアースがフランス出身のゴベアとウェンバンヤマをターゲットにしたのかは分からない。
だが、ゴベアをウェンバンヤマはソフトなプレイヤーではないことをコート上で見せ、ピアースが間違っていることを証明することだろう。