トーリー・クレイグがひとりアリウープを狙った理由とは?
シカゴ・ブルズのトーリー・クレイグは、現地9日に行われたニューヨーク・ニックス戦でひとりアリウープを狙った。
クレイグはファストブレイクの時にバックボードにボールを当ててひとりアリウープを狙ったわけだが、後ろから走ってきたアンドレ・ドラモンドがまさかのアリウープパスと勘違いし、空中でクレイグと接触。
これによりブルズは得点のチャンスを無駄にしてしまった。
では、なぜクレイグは素直にダンクやレイアップを狙わず、ひとりアリウープをしようとしたのだろうか?
クレイグによると、派手なプレイをすることでチームに勢いをもたらしたかったという。クレイグのコメントをtalkbasket.netが伝えている。
ファストブレイクだった。
興奮を生み出し、僕たちに優位性を与え、勢いを生み出したかった。
ドラムが僕の後ろからジャンプしていたのは分からなかった。
ミスコミュニケーションとか、そういったのがあったのだと思う。
だが、僕はダンクかレイアップを狙えば良かった。
僕の責任だ。
クレイグのひとりアリウープが失敗した時、ブルズは9点差を追いかけていた。
もし成功していればブルズに流れが来ていたかもしれないが、おそらくドラモンドも同じことを考えていたのだろう。
残念ながらブルズは敗れてしまったものの、クレイグとドラモンドには次の機会に豪快なアリウープを見せてもらいたい。
なお、ニックス戦のクレイグのスタッツは以下の通りとなっている。
– | NYK |
---|---|
MP | 14 |
PTS | 4 |
TRB | 2 |
AST | 0 |
STL | 0 |
BLK | 1 |
TO | 0 |
FG% | 33.3% (1/3) |
3P% | 100% (1/1) |
FT% | 50.0% (1/2) |
+/- | 0 |