トレードの噂再浮上のアンドリュー・ウィギンス「自分にやれることをやるだけ」
ゴールデンステイト・ウォリアーズのアンドリュー・ウィギンスには、一時トレードの噂が出ていた。
ウォリアーズはNBAキャリアワーストのパフォーマンスにとどまっていたウィギンスをトレードで放出し、ステフィン・カリー、クレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーンをサポートできる選手獲得を狙うと噂されたが、2月の期限までにトレードが実現することはなかった。
だが、ウォリアーズがNBAプレイオフ進出を逃したことにより、ウィギンスにトレードの噂が再浮上。
ウィギンス自身もトレードの噂が出ることを理解しているというが、特に気にしないようにしているのかもしれない。
ウィギンスはトレードの噂について質問されると、次のように答えたという。clutchpoints.comが伝えている。
僕は自分にやれることをやるだけだ。
僕にコントロールできることではないからね。
だから、心配していない。
ただハードに働くだけだ。
ハードにトレーニングし、自分にやれることをやるだけさ。
今季の僕は良くなかった。
素晴らしくなかった。
シーズン後半は調子を上げ始めたと思うが、前半があまりにもひどかった。
チームについて言うと、シーズン後半は本当に良かったと思う。
だが、このような形で終わったのは残念だ。
ウォリアーズはNBAタイトルを勝ち取った後、ウィギンスと4年1億900万ドルの延長契約を結んだ。
だが、今季期待を下回るパフォーマンスにとどまったことにより、ウィギンスの市場価値は低下している。
つまり、ウォリアーズはウィギンスをトレードで放出したとしても十分な見返りを得られない可能性がある。
ウォリアーズはカリーがいる以上再建モードに入ることはなく、この夏は積極的にロスターを動かすと見られているが、果たしてウィギンスはウォリアーズにとどまることができるだろうか?
なお、ウィギンスの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2023-24 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 71 | 706 |
MP | 27.0 | 34.1 |
PTS | 13.2 (キャリアワースト) | 18.5 |
TRB | 4.5 | 4.5 |
AST | 1.7 (キャリアワースト) | 2.3 |
STL | 0.6 (キャリアワースト) | 1.0 |
TO | 1.2 | 1.9 |
FG% | 45.3% | 44.9% |
3P% | 35.8% | 35.4% |
FT% | 75.1% | 72.2% |