ジョエル・エンビードがミッチェル・ロビンソンへのフレイグラントファウルに言及「怪我させるつもりはなかった」
フィラデルフィア・セブンティシクサーズのNBAオールスタービッグマン、ジョエル・エンビードは、現地25日に行われたニューヨーク・ニックスとのNBAプレイオフ・ファーストラウンド第3戦でフレイグラントファウルをコールされた。
ダンクを狙ったミッチェル・ロビンソンの足を故意に掴んだことによるものだ。
ニックスの選手たちがエンビードの危険なプレイに不満と怒りをあらわにしている中、エンビードがこのプレイについて説明した模様。
エンビードによると、ロビンソンがエンビードの上に着地しないようにするために足を掴んだという。エンビードのコメントをclutchpoints.comが伝えている。
ジャンプしたミッチェル・ロビンソンが僕の上に着地しないようにした。
なぜなら、(ジョナサン・)クミンガが僕の膝に着地したことがあるからね。
当時がフラッシュバックした。
不運だった。
怪我させるつもりはなかった。
あのような状況において、僕は自分自身を守らなければならない。
これまで何度もこのような状況に遭遇し、悪い結果となってしまったからね。
フィジカルなゲームだ。
彼らはフィジカルを活かしてプレイしたいと思っている。
僕たちもフィジカルなプレイはできる。
だから、お互い様だ。
僕は至るところでぶつかられているが、プレイし続ける。
冷静にプレイし、理性を失わないようにしなければならない。
僕は自分のプレイを続け、アグレッシブに、フィジカルにプレイしなければならないんだ。
エンビードのハードファウルについては、「フレイグラントファウル2に格上げすべきだった」と指摘しているNBAファンも少なくない。
だが、この試合のクルーチーフを務めたザック・ザルバによると、3人のレフェリー全員がフレイグラントファウル1で一致したという。
今回のケースにおいて、このファウルは不必要ではあるがフレイグラント2のレベルには達していなかった。
リプレイセンターのスタッフとクルーはその見解で一致した。
不必要な接触だった場合はフレイグラント1となるが、不必要かつ過剰なレベルには至っていなかった。
だから、フレイグラント2には値しないということで一致した。
だからこそ、我々はフレイグラント1に留めた。
なお、ロビンソンはこれとは別のプレイで左足首を怪我し、途中退場した。
足を引きずってロッカールームに下がったロビンソンは、保護ブーツを着用してアリーナを去ったという。
第3戦のエンビードは鬼気迫るパフォーマンスで50得点を記録し、シクサーズを勝利に導いた。
だが、この日のプレイは遺恨を残すこととなりそうだ。