サンズのジェイムス・ジョーンズGM「我々の焦点はケビン・デュラントを最大限活かすこと」
昨年夏のトレードでブラッドリー・ビールを獲得し、ビール、ケビン・デュラント、デビン・ブッカーとNBA屈指のスコアラーを3人擁するチームに生まれ変わったフェニックス・サンズには、悲願のNBAタイトル獲得の期待がかかっていた。
だが、主力選手たちの負傷離脱も影響し、ウェスタン・カンファレンス6位でNBAプレイオフに進出。
それでもサンズに対する期待は変わらなかったが、ファーストラウンドでミネソタ・ティンバーウルブズにスウィープされてしまった。
この結果を受け、サンズがこのオフシーズン中にどう動くかに注目されるが、来季はデュラントの能力を最大限引き出すことを最大のタスクとしているようだ。
サンズのゼネラルマネジャーを務めるジェイムス・ジョーンズは、サンズの優先事項について次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
我々の焦点はケビン・デュラントを最大限活かす方法を見つけ出すことだ。
まだ誰もやったことがない。
我々がそれをやる最初のチームになると信じている。
我々はいつ、どこで、どうやって一緒にやっていくか考えただけだった。
我々は同じ方向を見ることができず、時間がなくなってしまった。
だが、ケビンに聞けば話してくれるだろう。
彼はプレイすることを楽しんでいる。
我々も彼のプレイを楽しんでいる。
彼が最高のレベルでプレイしている時、我々はほぼ無敵だ。
サンズにはローテーションプレイヤーを充実させるだけのキャップスペースがないため、来季もミニマムサラリーで選手を集めると見られている。
現時点ではデュラント、ブッカー、ビール、グレイソン・アレン、ユスフ・ナーキッチ、ロイス・オニールを核としてロスターを構築する見込みと報じられているが、来季のサンズがデュラントをどう使うのか注目したいところだ。
なお、気になるフランク・ボーゲルHCの去就については、数日間かけて検討するとしている。
デュラントの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りだ。
– | 2023-24 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 75 | 1061 |
MP | 37.2 | 36.7 |
PTS | 27.1 | 27.3 |
TRB | 6.6 | 7.0 |
AST | 5.0 | 4.4 |
STL | 0.9 | 1.1 |
BLK | 1.2 | 1.1 |
TO | 3.3 | 3.2 |
FG% | 52.3% | 50.1% |
3P% | 41.3% | 38.7% |
FT% | 85.6% | 88.4% |