NBA屈指のスコアラーであるケビン・デュラント、デビン・ブッカー、ブラッドリー・ビールを擁するフェニックス・サンズは、NBAプレイオフ・ファーストラウンドでミネソタ・ティンバーウルブズにスウィープされて今季を終えた。

昨年夏のトレードでビールが加わった時、サンズがこのような結果になると思っていたサンズファンはほとんどいなかったことだろう。

今季の結果を受け、サンズのフロントオフィスはデュラント、ブッカー、ビールを中心としたロスターを再度構築するか、彼らのうち1人をトレードで放出してローテーションプレイヤーを充実させるか、選ばなければならない。

だが、フロントオフィスの意思に関係なく、後者を選ばなければならない可能性もゼロではないのかもしれない。larrybrownsports.comによると、イースタン・カンファレンスのチームのあるゼネラルマネージャーは、次のようにコメントしたという。

ブックがフェニックスに残りたがっているかって？

不明だ。

もしブッカーが環境を変えることを望んでトレードを要求する場合、サンアントニオ・スパーズとオクラホマシティ・サンダーがトレード先の最有力候補になると報じられている。

一方、多くのNBAスカウトや幹部は「サンズはビッグ3をキープしたうえでロスターを再構築する。それが最善のアプローチだ」と考えているという。

もしビッグ3をキープする場合、サンズは彼ら3人とグレイソン・アレン、ユスフ・ナーキッチ、ロイス・オニールをチームの核としてロスターを再構築すると見られている。

だが、キャップスペースに余裕のないサンズは、今季と同じようにミニマム契約で選手を集めなければならないだろう。

まずはフランク・ボーゲルHCの去就に注目したいところだが、果たしてサンズのフロントオフィスはどのような決定を下すのだろうか？