元NBAオールスターガードのジェイムス・ハーデンは、フィラデルフィア・セブンティシクサーズからのオファー内容に不満を持ち、トレードを要求したと報じられた。

ハーデンはヒューストン・ロケッツ時代にNBAを代表するスーパースターのひとりに成長。

だが、ロケッツにトレードを強要してブルックリン・ネッツに移籍すると、ネッツでもトレードを要求。

チームにトレードを強要したハーデンの評価は相当落ち込んでしまっているというが、ハーデンは周囲の評価については特に気にしていないようだ。

ハーデンは悪評が出始めていることについて、次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。

僕はただハードに働き、バスケットボールをプレイしているだけだ。

他の人々が話していることについては放っておく。

僕は自分を良い人間とは思っていない。

自分を悪い人間とも思っていない。

僕はただ自分の仕事をし、他の人々の邪魔にならないようにしている。

そういう考えでキャリアを送っているんだ。

NBA選手にとって最大の目標はチームをチャンピオンに導くことだろう。

だが、彼らはプロのアスリートであると同時にビジネスマンでもあり、金を稼がなければならない。

NBAチャンピオンになり、かつ大金を稼ぐことができれば大成功と言えるだろうが、ハーデンが評価を取り戻すためにはNBAタイトルを勝ち取るほかないだろう。

とはいえ、シクサーズは望む見返りが得られない限りトレードには応じない姿勢を明確にしており、ハーデンのトレードが実現するかも分からない状況だ。

果たしてハーデンは彼が望む場所で望むものを手に入れることができるだろうか？