ジェイデン・マクダニエルズ「アーロン・ゴードンを軽く見るのはやめろ」
デンバー・ナゲッツのアーロン・ゴードンは、シュートを得意としている選手ではない。
今季レギュラーシーズンの3P成功率29.0%という数字が、それを表していると言えるだろう。
だが、ミネソタ・ティンバーウルブズとのNBAプレイオフ・カンファレンスセミファイナル第4戦では27得点を記録。
この日放った12本のシュートのうち5本をローポストから、3本をミッドレンジから、2本を3ポイントラインから決めてみせた。
NBA屈指のディフェンダーとして活躍するジェイデン・マクダニエルズによると、ゴードンが高確率でシュートを決めることができたのはウルブズがゴードンのショットにコンテストしなかったからだったという。
マクダニエルズはゴードンについて、次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。
(ゴードンを)軽く見るのはやめろ。
彼はNBA選手だ。
彼はショットを決めることができる。
僕を含め、彼を離してしまう時がある。
もし僕が彼だったら、同じように腹を立てるだろう。
何本もショットを決めるべくチャレンジするだろう。
それが彼がやっていることだ。
ゴードンはディフェンスでカール・アンソニー・タウンズにマッチアップするという大役を担っているが、オフェンスでも貢献している。
ウルブズとのシリーズ4試合のうち20試合で20得点以上を記録しているのだ。
つまり、ウルブズはニコラ・ヨキッチとジャマール・マレーだけでなく、ゴードンのオフェンスも警戒しなければならないだろう。
なお、ゴードンのNBAプレイオフ・カンファレンスセミファイナル第1戦から第4戦のスタッツは以下の通りとなっている。
– | 第1戦 | 第2戦 |
---|---|---|
MP | 33 | 33 |
PTS | 9 | 20 |
TRB | 3 | 4 |
AST | 6 | 2 |
STL | 2 | 1 |
BLK | 0 | 0 |
TO | 1 | 1 |
FG% | 66.7% (4/6) | 57.1% (8/14) |
3P% | 0% (0/1) | 60.0% (3/5) |
FT% | 33.3% (1/3) | 50.0% (1/2) |
+/- | -23 | -33 |
– | 第3戦 | 第4戦 |
---|---|---|
MP | 33 | 41 |
PTS | 13 | 27 |
TRB | 2 | 7 |
AST | 5 | 6 |
STL | 2 | 1 |
BLK | 0 | 2 |
TO | 0 | 2 |
FG% | 71.4% (5/7) | 91.7% (11/12) |
3P% | 75.0% (3/4) | 100% (2/2) |
FT% | – | 100% (3/3) |
+/- | +18 | +9 |