NBAがエネス・カンター・フリーダムの言動を懸念?
元NBA選手のエネス・カンター・フリーダムは、NBAに中国との関係を見直すように訴え続けている。
カンター・フリーダムは「NBAは社会正義を気にしているふりをしている」、「ビジネスに影響があると沈黙する」、「NBAは僕を引退させようとしている」などと主張し、中国とのビジネスを続けるNBAを批判。
こういった声は確実にNBAに届いているようだ。
larrybrownsports.comによると、カンター・フリーダムの中国に対する言動について、NBAコミッショナーのアダム・シルバーやミルウォーキー・バックスのオーナーのマーク・ラズリーらが懸念する音声がリークされたという。
ラズリーは、選手が公の場で中国を批判した場合、「中国はNBAとの関係を断つために積極的な姿勢をとっている」などと指摘したと報じられている。
また、カンター・フリーダムが中国を批判するメッセージ入りのシューズを履いてプレイしようとした時、カンター・フリーダムはシューズを履き替えるように命じられたというが、シルバーはこの件について「反中国のアパレルを身に着けることはルール違反ではない」とした一方で、「聞いてくれ。結局のところ、我々もビジネスだ」などと発言したという。
NBAは中国との提携により何十億ドルもの収益を得ている。
中国との関係断絶はNBAの財政に大きなダメージをもたらすのは間違いないが、今回の音声流出は大きな問題を引き起こすことになりそうだ。
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