スティーブ・カーHCがチームUSAに苦言「映像を見るのが辛かった」
NBAを代表するスーパースターたちが集結したチームUSAは、間もなく開幕するパリオリンピックの金メダル最有力候補だ。
だが、パリオリンピック前の南スーダン代表、ドイツ代表とのエキシビジョンマッチでは十分なパフォーマンスを見せることができなかった。
特にドイツ代表とのエキシビジョンマッチではターンオーバーや3ポイントでドイツにアドバンテージを握られてしまったが、チームUSAを指揮するスティーブ・カーHCはこれらの試合を振り返り、次のようにコメントしたという。basketnews.comが伝えている。
僕は先日のドイツとの試合の我々のペースが気に入らなかった。
ただボールを歩いて運んでいるだけだった。
映像を見るのが辛かった。
攻守にわたってもっと良いプレイをしなければならないことは分かっている。
我々ならやれるし、その自信がある。
だが、いくつか調整しなければならない。
戦略的にも感情的にもね。
常に選手たちと協力してやっていかなければならない。
僕は選手たちをプッシュするという仕事をやっていなかった。
試合中に悪い癖が戻ってしまったと思う。
この日はNBA史上最も偉大な選手のひとりであるレブロン・ジェイムスがクラッチタイムに11連続得点をあげ、チームUSAを勝利に導いた。
とはいえ、やはりチーム全体としてもっとハイペースでプレイし、相手を寄せ付けたくないところだろう。
果たしてチームUSAは金メダルを勝ち取り、今もアメリカが世界最強のバスケットボール大国であることを証明することができるだろうか?
なお、ドイツ代表とチームUSAのエキシビジョンマッチのスタッツは以下の通りとなっている。
– | GER | USA |
---|---|---|
PTS | 86 | 92 |
TRB | 45 ORB:14 DRB:26 | 50 ORB:9 DRB:36 |
AST | 22 | 21 |
STL | 8 | 6 |
BLK | 2 | 7 |
TO | 7 | 14 |
FG% | 35.8% (29/81) | 50.0% (34/68) |
3P% | 28.9% (13/45) | 35.3% (6/17) |
FT% | 79.0% (15/19) | 78.3% (18/23) |