ユドニス・ハスレムがフランスで2度逮捕された過去を明かす
マイアミ・ヒート一筋のNBAキャリアを送ったユドニス・ハスレムは、NBA入りする前に1シーズンだけフランスのクラブチームでプレイした経験を持つ。
だが、アメリカで育ったハスレムは言葉と文化の違いに苦しんだ模様。
ハスレムによると、フランスで過ごした9ヶ月の間に2度逮捕されてしまったという。
パトリック・ベバリーのポッドキャストにゲスト出演したハスレムは当時を振り返り、次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。
1度目は車を運転していた時のことだった。
事故に遭ってしまった。
練習に向かう途中だった。
体育館はすぐそこに見えた。
歩いて2分くらいの距離だ。
僕は男と口論していた。
彼はフランス語、僕は英語だ。
だから、状況か分からなかった。
僕の車にはチーム名が書かれていたから、僕は「僕の居場所は分かるだろう。10分後に練習が始まる」という感じさ。
すると、男が練習施設にやってきって、僕を逮捕したんだ。
2度目は交通ストライキの時だった。
ストライキによりバスも電車も止まっていた。
その時、僕たちのリーダーのひとりがフライドポテトについて何か言ったところ、それが原因で「アメリカ人は帰れ!」と何度も言われた。
たまたま叔母も一緒にいて、僕は車を進めようとしたのだが、彼らは車の前からどこうとしなかった。
すると、叔母は「お前らを道連れにしてやる!」と叫んだんだ。
結局、僕はまた刑務所送りさ。
ハスレムはその後フランスを離れ、ヒートの一員としてNBAデビューを果たした。
ハスレムにとってフランスでの苦い経験はNBAで成功するためのモチベーションになったに違いない。