インディアナ・ペイサーズは昨季、NBAプレイオフ・カンファレンスファイナルに進出した。

残念ながらボストン・セルティックスにスウィープされてしまったが、2013-14シーズン以降初めてファーストラウドを突破したセルティックスにとって飛躍のシーズンだったと言えるだろう。

ペイサーズはハイプレッシャーディフェンスで相手からターンオーバーを引き出し、速いペースでプレイするシステムを取り入れているが、今季はNBA全体で激しいディフェンスが見られるかもしれない。

ペイサーズを指揮するリック・カーライルHCによると、今季のNBAはFIBAに近いフィジカルゲームになるという。カーライルHCのコメントをclutchpoints.comが伝えている。

今季はよりフィジカルになるだろう。

試合は以前の「自由な動きが強調されるNBA」より、FIBAのようなスタイルに近づくんじゃないかな。

NBAはここ数十年でさまざまなルール変更を加えてきた。

それによりNBAゲームは「オフェンスに有利」と評価され、その結果スコアリングがアップすることになったわけだが、もしディフェンスである程度の接触が認められるようになれば、NBAはオフェンスとディフェンスのバランスがとれたゲームを取り戻すだろう。

ハードなディフェンスを信条にしているペイサーズにとって、それはポジティブな兆候と言えそうだ。

なお、ペイサーズのNBA2024-25シーズンは現地23日のデトロイト・ピストンズ戦で幕を開ける。