NBAコミッショナーのアダム・シルバーは以前、ヨーロッパに進出することを目標にしていると明かした。

NBAはヨーロッパでバスケットボールリーグを設立し、ユーロリーグやヨーロッパ各国のクラブチームを参加させることを目標にしているというが、それに向けて話し合いが行われている模様。

thescore.comによると、シルバーはヨーロッパで新たなバスケットボールを設立することを目指し、FIBAやユーロリーグを運営する会社と真剣な話し合いを続けているという。

シルバーは以前、ヨーロッパの若者たちの成長を助けるために青少年トレーニングプログラムを開発していると語った。

ヨーロッパの強豪レアル・マドリード、バルセロナ、フェネルバフチェがNBAのアカデミーシステムを利用することを検討しているというが、もしNBAが主導するリーグがヨーロッパで誕生すれば、いずれはヨーロッパチャンピオンとNBAチャンピオンの対戦が実現するだろう。

なお、FIBAの事務総長を務めるアンドレアス・ザグクリスは、この件について次のようにコメントしている。

NBAの進出に関心を持っている。

我々は全員をまとめようとした。

だが、不可能だった。

我々の仕事はNBAのパートナーと真剣な話し合いを続けることだ。

我々はこのスポーツの成長を望んでいる。

だが、我々のエコシステムの基盤を守りたいとも思っている。

我々には非常に発達した国内リーグのエコシステムがある。

バスケットボールを現在の地位に引き上げた500～600のクラブチームの努力を守ることも確かに重要だ。