ドック・リバースHCがサンダーについて「数年後に難しい決断を迫られるだろう」

オクラホマシティ・サンダーは今季、NBAトップの68勝14敗を記録した。
現在NBAタイトルをかけて戦っているサンダーに、ゴールデンステイト・ウォリアーズのような王朝を期待するファンも少なくないだろう。
だが、ミルウォーキー・バックスを指揮するドック・リバースHCによると、新たなCBAによりサンダーが持続的に成功を収めるのは難しいという。
リバースHCはサンダーについて次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
彼らにはマックス契約や選手への支払いといった問題が控えている。
サム(・プレスティ)は素晴らしい仕事をしていると思うよ。
だが、来年、もしくは今季終了後に選手たちへの支払いを始めなければならない。
そうなると、選手層を今ほど厚くできないだろう。
難しい決断を強いられるだろうからね。
今季MVPのシェイ・ギルジアス・アレクサンダーは、来年夏にNBA史上最大となる5年3億8000万ドルの延長契約を結ぶ資格を得る。
また、ルーキー契約を結んでいるジェイレン・ウィリアムスとチェット・ホルムグレンは、今年のオフシーズン中に最大5年2億4600万ドルのルーキースケール延長契約を結ぶことができる。
この金額はオールNBAなどに選出された場合、最大2億9600万ドルに膨れ上がる可能性があるという。
彼ら全員とマックス契約を結んだ場合、サンダーはサラリーキャップの問題にさらされるだろう。
幸いにもサンダーはNBAドラフト指名権を大量に保有しているが、敏腕プレスティーGMの手腕に注目が集まるところだ。