スティーブ・カーHCが若手育成の難しさを語る「僕は若いコーチに頼っている」

ゴールデンステイト・ウォリアーズを指揮するスティーブ・カーHCは、チームをNBAチャンピオンに4度導いた実績を誇る偉大なヘッドコーチのひとりだ。
だが、若手の育成については問題視されることが少なくない。
カーHC自身も若手の育成に苦労している模様。
カーHCは現状について次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
僕は若いコーチたちに本当に頼っている。
今のリーグが昔と大きく異なる点のひとつは、「育成リーグ」になっていることだ。
もうひとつは、スケジュールだ。
以前は4日間で3試合をこなした後にオフが4日間あった。
その間に素晴らしい練習を2回こなすことができた。
今のリーグのスケジュールは、基本的に1日おきに試合がある。
練習する時間がない。
つまり、練習時間がほとんどない中でリーグに入ってくる19歳の若手たちを育てなければならない。
正直言うと、僕はそれが得意ではない。
年配のコーチだからね。
だから、若いコーチたちを頼りにしているんだ。
この具体例として挙がるのは、やはりジョナサン・クミンガだろう。
カーHCはクミンガのミスなどを厳しく指摘し、彼をコートに出さないことも少なくなかった。
一方、クミンガはそれに不満を持っているとされている。
もしNBAのスケジュールが緩和されなければ、もしくはカーHCがコーチング手法を変えなければ、彼はこれからも若手の育成に苦労することになりそうだ。