ケビン・ラブが救世主になる

クリーブランド・キャバリアーズの元NBAオールスターフォワード、ケビン・ラブは、キャブスファンから愛されている偉大な選手のひとりだ。
オフシーズン中にキャブスの選手たちが練習会場に足早に歩いていた時、ほとんどの選手がファンからの呼びかけに応じなかった一方で、ラブはひとり足を止め、サインに応じるなどファンサービスに徹したこともある。
常にチームメイトたちとファンのために全力を尽くしているラブだが、先週もヒーローになったようだ。
ラブは先週、車にはねられて道端に横たわっている介助犬の元に駆けつけ、命を救ったという。
介助犬「ハーレー」の飼い主であり、ハーレーと8年前から暮らしているというボブ・フロールJrは事故を振り返り、次のようにコメント。fox8.comが伝えている。
1台の車がUターンして、ゆっくりと向かってくるのが(家の中から)見えた。
私は「ああ、何かが起こってしまったんだ」と思い、ドアを開けてみると、彼女(ハーレー)が道端に倒れていたんだ。
彼女はぐったりしていて、私は「死んでしまった」と思った。
私は彼女がいなくなったらどうなるか分からない。
彼女はいつも私の相手をしてくれて、私がいない時は泣いてくれる。
私の人生において愛そのものさ。
彼(ラブ)のおかげだ。
彼が私の犬を救ってくれた。
ありがとう。
私と私の犬を助けてくれて、すごく感謝している。
私の犬の命を救ってくれてありがとう。
チーム練習を終えて帰宅する途中だったラブは道端に犬が横たわっているのを発見し、ハーレーの状態を確認するためにUターンしたという。
ハーレーは歯が2本折れ、鼻を擦りむき、目を怪我し、肋骨4本を骨折するという重体だった。
だが、ラブの機転のおかけが、ハーレーは一命をとりとめた。
歩けるようになるまで6~8週間かかる見込みだというが、ラブはこれからも人々のために行動し続けることだろう。
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