NBAがカワイ・レナードへの処分を罰金70万ドルにとどめた理由とは?

NBAは先日、ロサンゼルス・クリッパーズの組織と幹部、そしてカワイ・レナードに対する処分内容を発表した。
NBAはクリッパーズの組織にドラフト1巡目指名権5つ剥奪と3000万ドルの罰金処分、クリッパーズの幹部3人に長期の職務停止処分を下した一方で、レナードに対する処分は罰金70万ドルにとどめた。
レナードについては長期出場停止処分や契約無効化の可能性が報じられていたが、なぜNBAは罰金処分にとどめたのだろうか?
NBAインサイダーのシャムス・シャラニアは、その理由について次のようにコメント。basketnews.comが伝えている。
確かに「リーグの対応は甘すぎたのでは?」という声はある。
だが、現実的には難しい。
なぜなら、労使協定の規定や選手会の存在があるからね。
NBPAとの交渉が必要になる以上、もしカワイ・レナードの契約を無効化したり、出場停止処分を科したりする場合、あらゆる証拠を揃えなければならなかった。
だが、報告書を見ると明らかだが、彼らはそこまで踏み込まなかった。
追放処分を受けたのは、カワイ・レナードの叔父のデニス・ロバートソンだけだ。
彼は6月にカワイから解雇された。
リーグが選手の契約を無効化する処分を下す場合、絶対に覆らない証拠が必要になる。
そうしなければ、NBPAが入り、大規模な訴訟や仲裁手続きに直面するだろう。
リーグがそのような争いに踏むこまなかったのは明らかだ。
なお、レナードのトロント・ラプターズへのトレードは一時保留となっていたが、現地14日に正式に成立した。


