フィル・ジャクソン氏がニューヨーク・ニックスの球団社長に就任したことで、多くのNBAファンはニックスがジャクソン氏の代名詞でもあるトライアングルオフェンスを取り入れることを期待している。

それに伴い、立場が危うくなっているのがマイク・ウッドソンHCだ。

一部では来季のニックスの指揮を執るのは、かつてジャクソン氏とともにシカゴ・ブルズの黄金時代を築いたスティーブ・カー氏とも噂されている。

当のウッドソンHCは、来季もニックスの指揮を執れるよう懇願作戦に出始めたようだ。

「私にそれ（トライアングルオフェンス）を教えることができるかって？もちろんさ。ただ、彼（ジャクソン氏）が私に教えてもらえると助かる。フィル・ジャクソンよりトライアングルをうまく教えられる人物はいないからね。機会があればぜひ教えてほしい。同じバスケットボールだから私にも指導できるはずさ」

確かにウッドソンHCは間違っていないのかもしれない。

だが、すべては今季の残り試合をどう戦うのかにかかっているのだろう。