ヒューストン・ロケッツのセンター、オマー・アシックにトレードの噂が再浮上している。

今年のオフにドワイト・ハワードを獲得したロケッツだが、当時のアシックはトレードを要求していた。

だが、ロケッツはアシックを必要とし、残留するよう説得。

ロケッツの決定に従う姿勢を見せていたアシックは、今季もロケッツに残留することとなった。

ところが、ここ2試合でアシックの出場時間が激減している。

激減どころか、プレイしていないといっても良いほどだ。

開幕からハワードとともに先発起用されていたアシックだが、トレード説が再浮上した後のフィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦（117-123でシクサーズ勝利）では先発から外され、出場時間はわずか4分。

続くニューヨーク・ニックス戦（109-106でロケッツ勝利）では、まったくプレイしなかった。

情報筋によると、ロケッツはすでに複数のチームと交渉。

アシックに代わるインパクトあるプレイヤーとのトレードを要求しているという。

ロケッツのゼネラルマネージャー、ダリル・モレー氏はアシックとの契約続行にポジティブな姿勢を示していたものの、アシックが希望するサラリーが高すぎたようだ。

まだ噂の範疇を超えていない話ではあるが、ここ最近のアシックの出場時間激減を考えると、信ぴょう性は高い。

ロケッツはアシックを先発から外し、先発センターはハワードのみ。

アシックの代わりにはフォワードのテレンス・ジョーンズが先発起用されている。

ジョーンズはシクサーズ戦で約37分出場し、10得点、11リバウンド、3ブロックショット、ニックス戦では約34分出場し、6得点、8リバウンド、1ブロックショットを記録。

アシックを上回るスタッツを残している。