ポイントガードの役割にチャレンジするビクター・オラディポ
オーランド・マジックのルーキー、ビクター・オラディポが目覚しい活躍を見せている。
現在ポイントガードのポジションを任されているオラディポだが、意外なことにこれまでポイントガードのポジションでプレイした経験はないという。
「ここ(マジック)に来るまで、ポイントガードをやったことがなかったんだ。インディアナ大学の頃は練習で少しやったことがあるけどね。それ以外ではまったくやったことがないよ」
そう話すオラディポは、この夏に行われたサマーリーグとエキシビジョンゲームでポジションをポイントガードにスイッチするようマジックから言われたという
だが、スムーズにポジションチェンジできたとは言えないだろう。
その理由として挙げられるのが、ターンオーバーだ。
ダラス・マーベリックス戦では9ターンオーバー、マイアミ・ヒート戦では8ターンオーバーを犯し、いずれも敗戦の要因となってしまった。
ただ、フィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦でトリプルダブル(26得点、10リバウンド、10アシスト)を記録して以降、オラディポのプレイは改善傾向にあり、ここ4試合で犯したターンオーバー数はわずか9。
だがマジックは低迷を続けており、なかなか勝利できない状況にオラディポはフラストレーションを感じている。
「俺にはまだまだやらなきゃいけないことがあるんだ」
そう話すオラディポのフラストレーションを解消するものはただ一つ、勝利だけだ。
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