インディアナ・ペイサーズとの契約を選んだアンドリュー・バイナムだが、これまでマイアミ・ヒートを含むいくつかのNBAチームがバイナム獲得へ動いていると報じられていた。

NBA3連覇を狙うヒートは、当初こそバイナム獲得に興味を持っていたものの、バイナムを追い続けることはしなかったという。

ヒートのエリック・スポエストラHCはバイナムと契約したペイサーズについて、「彼ら（ペイサーズ）にどんな展望があるのか知らないよ。我々はいま目の前にあることに集中するだけ。彼（バイナム）はペイサーズのスタイルにフィットすると思うし、ペイント内も強力になる。だけど、我々には何の影響もないよ」とコメントした。

確かに、バイナムがペイサーズのスタイルにフィットするかどうかが大きな鍵となるだろう。

ヒートはその点を鑑み、バイナムとの契約を見合わせたようだ。

インサイドに弱点を抱えるヒートには、ペイント内でディフェンスできるビッグマンが必要かもしれない。

その点において、バイナムは選択肢のひとりになり得る。

だが、ヒートはすでにグレッグ・オデンと契約しており、オデンはバイナムより期待できる選手といえるのではないだろうか。

レブロン・ジェイムスはペイサーズがバイナムと契約したことについて聞かれると、「まったく関係ないね。ヒートの練習はみんなそんな感じだよ。バイナムのことは特に話してないんだ」とまったく気にかけていない様子。

今後、ヒートとペイサーズの対戦は見ものとなりそうだ。