ビクター・オラディポはマジックの救世主となれるか?
オーランド・マジック対ニューヨーク・ニックス戦はダブルオーバータイムまでもつれる熱戦になったが、ルーキーのビクター・オラディポがチームを牽引し、マジックが129-121で勝利した。
“ビッグベイビー”ことグレン・デイビスの契約をバイアウト、さらにアーロン・アフラロ(足首の捻挫)とニコラ・ブーチェビッチ(ファウルアウト)抜きでオーバータイムを戦ったマジックだが、この試合でオラディポのスター性が開花したといっても良いかもしれない。
オラディポはこの試合でチーム最長となる約50分出場し、30得点、14アシスト、9リバウンド、3スティールを記録。
さらにターンオーバーをわずか3に抑えるなど、素晴らしいパフォーマンスを披露した。
マジックはこれまでペニー・ハーダウェイ、シャキール・オニール、トレイシー・マグレディ、ドワイト・ハワードらNBAスター選手を排出してきたが、オラディポはこれらの選手と名を連ねる可能性を秘めている。
オーランドの街、そしてマジックがNBAスター選手を求めているのは間違いない。
“ドワイトメア”以来、マジックは一人のNBAスター選手に頼ることを避けてきた。
だが、オラディポの才能を伸ばさないわけにはいかないだろう。
ルーキー選手の多くはターンオーバーを犯すと落ち込んでしまうものだが、オラディポは決して下を向かない。
ルーキー選手としては珍しく、メンタルの強さも伺える。
オラディポのスター性についてはチームメイトも認めているようだ。
先発ポイントガードのジャミーア・ネルソンは、「彼(オラディポ)にはNBAで偉大な選手になれる資質がある。彼は特別なエンジンを積んでるんだ。他の誰も持っていないようなエンジンをね。だから彼はコートの端から端まで走り回って、相手の脅威になれるんだよ」と称賛している。
ニックス戦の後、オラディポは次のようにコメントした。
「ステップアップできてると思う。プレイヤーとしてじゃなく、人間としてね。これまでいろんな経験を積んできたし、気持ちの浮き沈みもあった。でも、どの試合でもエネルギーを持ってプレイ出来てるし、コートの端から端まで走ってがむしゃらにプレイしてるんだ」
今季のNBAルーキー・オブ・ザ・イヤー候補に挙げられているオラディポは、すでにスター選手の称号に手をかけているのかもしれない。
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2013年組は小粒だと言われてましたが存外そうでもない気もしますよね(・ω・)ノマイケル・カーター・ウィリアムズもいい成績残してますしオラディポもそうなんですよね(・ω・)ノ後、まだプレーしてはいませんがノエルのポテンシャルも高いです(・ω・)ノ
ただ、オーランドでプレーしたスター選手って大抵他チームの移籍を望んでしまいますからそこがマジックにとってはこわいのかな(・ω・)ノハワードしかりオニールしかり(・ω・)ノ後、T-macも(・ω・)ノ
コメントありがとうございます(^-^)
ペニーとT-macは怪我してますし、オラディポのプレイは結構激しいので怪我なくいければ良いですよね!