絶不調のロイ・ヒバート「プレイし続けなきゃいけない」
インディアナ・ペイサーズのセンター、ロイ・ヒバートが、完全に自信を消失している。
アトランタ・ホークスとのNBAプレイオフ・ファーストラウンド第1戦でも、コート上で最もサイズのあるヒバートは存在感を失っていた。
目立ったシーンといえば、約2mのカイル・コーバーに2度もブロックショットされるという屈辱的なシーンだけだろう。
ペイサーズにとって約218cmのヒバートはペイントエリア内での中心的な選手だ。
ヒバートなしでペイサーズの躍進はなかったといっても過言ではない。
そのヒバートが、なぜここまで不振に陥っているのだろうか?
第1戦でホークスに93-101で敗れた後、ヒバートは落胆した様子で次のようにコメントした。
「プレイし続けなきゃいけないんだ。フックショット、ポジション取りとか、練習でやってることを試合でもやらないと」
この試合では、オープンだったとはいえ、ショットクロック10秒を残して3Pを打つという失態も犯してしまった。
これまでヒバートが3P付近でパスを受けるというシーンはほとんどなく、NBAキャリア6年の間に放った3Pはわずか20本だ。
ここ5試合でFG37本中7本の成功、FG成功率18.9%、わずか17得点に留まっているヒバートに対しては、ペイサーズファンもフラストレーションを溜めていることだろう。
一方、チームメイトのランス・スティーブンソンはヒバートを擁護し、次のようにコメントした。
「俺たちはインサイドアウトのチーム。ロイがいるから俺たちは気持ち良くプレイできるし、ドライブだってできるんだ」
果たしてNBAプレイオフ期間中にヒバートは復活できるのだろうか?
もし復活できないようなら、打倒マイアミ・ヒートどころではない。
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