マイケル・ジョーダンがドナルド・スターリングの人種差別発言について言及
ロサンゼルス・クリッパーズのオーナー、ドナルド・スターリングの人種差別発言が大きな波紋を呼んでいる。
アジア諸国を訪問中のバラク・オバマ大統領も「人種差別は徹底的に排除していく」と発言するなど、アメリカ中を巻き込んだ問題となっているようだ。
スターリングの発言が公表された当初、シャーロット・ボブキャッツのオーナー、マイケル・ジョーダンは、同じオーナーという立場からコメントを控えていた。
だが、そのジョーダンがついに問題の発言に対してついに言及した模様。
ジョーダンは次のように厳しくコメントしている。
「オーナー、そして元NBAプレイヤーとしてこの問題を見ているが、同じNBAチームのオーナーとして嫌悪感を覚えるね。徹底的に調査して、アダム・シルバーが迅速に対処してくれると信じてるよ」
「元NBAプレイヤーとしては、本当に怒りを覚える。NBAに彼(スターリング)の居場所はない。NBAだけでなく、他の場所でもね。この種の考えが我々の国、そしてスポーツにまだ存在しているということに愕然とするね。NBAの大多数はアフリカ系アメリカ人なんだから、そのような差別を大目に見るなんてことはできないし、大目に見てはいけないんだ」
一方、過激な発言で知られるダラス・マーベリックスのオーナー、マーク・キューバンは、自身のTwitterで次のようなコメントをアップしている。
「今はNBAプレイオフ。そのことについて話すことは何もない。我々のマブスには関係ないしね。レッツゴー、マブス!」
スターリングの発言に対して、他のオーナーはまだコメントしていない。
同じオーナーの立場にあるジョーダンが最初に発言したわけだが、ジョーダンの勇気ある発言は称賛されるべきだろう。
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