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逮捕のスティーブ・フランシス「すべてのアイデンティティを失った」

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逮捕のスティーブ・フランシス「すべてのアイデンティティを失った」

高い身体能力を誇り、ルーキーだった1999-2000シーズンのルーキー・オブ・ザ・イヤーに輝いたスティーブ・フランシスは先日、公の場で酩酊状態となり、警察に逮捕された。

警察によると、フランシスはホテルのバーで酒を大量に飲んだことで酩酊状態となり、フランシス自身と他の客らに危険をもたらしたとして逮捕したという。

その日は刑務所で朝まで過ごし、釈放されたというフランシスは、この問題について次のようにコメント。ESPNが伝えている。

「スティーブ・フランシスに何が起きたかって?飲み過ぎたんだ。そしてこうなった。当然悪いことさ」

「俺は数年のスパンでバスケットボールを失った。すべてのアイデンティティを失った。義父を失った。自殺した。手放してしまったんだ」

フランシスは先日、ワシントンDCで暮らしていた10代の頃に薬物を売買し、NBAキャリア終盤にはアルコール中毒にかかっていたことを明かした。

フランシスヒューストン・ロケッツに所属した2007-08シーズンに膝を負傷し、シーズンを全休すると、翌シーズンにメンフィス・グリズリーズへトレードで移籍。

そして解雇され、NBAから離れることになった。

豪快なプレイでファンを歓喜させたフランシスには、人生を取り戻してもらいたいところだ。

なお、フランシスはNBAキャリア9シーズンを通し、ロケッツ、オーランド・マジック、ニューヨーク・ニックスでレギュラーシーズン通算576試合に出場し、平均37.6分のプレイで18.1得点、5.6リバウンド、6.0アシスト、1.5スティール、FG成功率42.9%、3P成功率34.1%を記録した。

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