クリス・ポール「ロッカールームで金の話をする人間はいない」
NBAプレイヤーたちはロッカールームでどのようなことを話題にしているのだろうか?
ロッカールームはプレイヤーたちがコミュニケーションをとる大切な場所であり、多くの会話がなされていることだろう。
だが、契約金など金に関する話はしていないのかもしれない。
NBA歴14年を誇るクリス・ポールは、ロッカールームでの会話について次のようにコメント。bleacherreport.comが伝えている。
「NBAで14年目を終えた。俺たちのリーグにいる男たちのことを理解するのに十分長い時間だよね。ロッカールームでは財政的なこと、金のことを除き、あらゆることを話してるよ。金の話をする人間はひとりもいないんだ。なぜなら、それは不快なことのひとつだからね」
そう話すポールだが、若手たちには金の使い方などについてアドバイスしていきたいという。
「これまでたくさんの話(プロアスリートの破産など)を耳にしてきた。そうなる可能性があるから、(若手に)話をするつもりさ。キャリアは短い。壮大な人生において、キャリアは短い。可能な限り最大化しようとするよね。ルーキープログラムがあるし、たくさんの人たちが助けようとするだろう。だけど、18歳でNBAに入ったら、考えることはバスケットボール、バスケットボール、バスケットボールだ。健康保険のことさえ分かってないんだ」
ポールによると、ロサンゼルス・クリッパーズ時代、マイクロソフト社前CEOであるスティーブ・バルマーの金銭の使い方に関する話には誰もが耳を傾けたという。
各チームのオーナーやCEOたちにも金銭に関する話をしてもらいたいというポール。
この働きかけが実を結び、引退後に破産するアスリートがいなくなることを祈りたい。
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