ディアンドレ・ジョーダン「ハック・ア・シャックが嫌だった」
この夏にブルックリン・ネッツと契約したディアンドレ・ジョーダンは、フリースローを苦手とするセンタープレイヤーのひとりとして知られていた。
だが、ダラス・マーベリックスとニューヨーク・ニックスで過ごした昨季、ジョーダンはフリースロー成功率70.5%を記録。
キャリアを通したフリースロー成功率が46.6%であるため、驚異的な改善と言えるだろう。
ここまで改善したのは、ハック・ア・シャックに対する嫌悪感があったからなのかもしれない。
ジョーダンはフリースローの改善について次のようにコメント。nypost.comが伝えている。
「何度もハック・ア・シャックをされてきた。ビッグタイムにやられて最悪だった。(ハック・ア・シャックされないように)隠れたものさ。嫌いだった。だけど、昨季は少し改善したんだ。少しだけうまくシュートを打つようになったのさ」
「たくさん練習した。昨季はシューティング以外のことは何も考えなかった。それが俺を助けてくれたんだろうね」
ここ最近はアウトサイドショットをオフェンスオプションのひとつとするビッグマンが増えているが、キャリアを通して3Pを11本しか撃っていない(成功は1本)ジョーダンは、3Pの練習にも取り組んでいるという。
「(3Pを)ゲームの一部として、みんな成長してるよね。俺も取り組んでるよ。ただ、俺はコートにいたいんだ。もし3Pを撃つためだけにコートに立つなら、俺は外すだろう。そして年を取り、消えていくのさ」
課題としていたフリースローを克服しつつあり、かつアウトサイドショットの練習にも取り組んでいるというジョーダン。
カイリー・アービングやケビン・デュラントがいるネッツにおいてアウトサイドショットを撃つ機会はそうないであろう。
だが、近年のスタイルにフィットするため、これからも努力を続けていくに違いない。
なお、昨季のジョーダンはマブスとニックスでレギュラーシーズン69試合に出場し、平均29.7分のプレイで11.0得点、13.1リバウンド、2.3アシスト(キャリアハイ)、1.1ブロックショット、FG成功率64.1%、フリースロー成功率70.5%(キャリアハイ)を記録。
キャリア11年を通してロサンゼルス・クリッパーズ、マブス、ニックスでレギュラーシーズン通算819試合に出場し、平均28.2分のプレイで9.6得点、10.9リバウンド、0.9アシスト、1.6ブロックショット、FG成功率67.0%、フリースロー成功率46.6%を記録している。
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