ネッツ 上海の学校訪問をキャンセルされる
ヒューストン・ロケッツのゼネラルマネージャーであるダリル・モレーのツイートにより、中国とNBA間の関係が悪化しつつある。
香港で続くデモについて、モレーGMは抗議活動をサポートするツイートを発信。
これを受け、中国からモレーGMに対して非難の声があがっているが、チャイナゲームで中国を訪問しているブルックリン・ネッツにも飛び火したようだ。
Los Angeles Timesによると、ネッツはバスケットボールコートを一新した記念式典に出席するため、上海の学校訪問を予定していたというが、中国政府にキャンセルされたという。
一方、NBA側はモレーGMを支持するとしているが、コミッショナーのアダム・シルバーは事態を収拾するため、上海へ向かう模様。
ネッツとロサンゼルス・レイカーズのチャイナゲームに出席するため、中国訪問は以前から予定していたというが、シルバーは表現の自由を重んじ、モレーGMをサポートする姿勢は崩さないとしている。
シルバーによると、中国サイドから10日と12日に予定されているネッツとロサンゼルス・レイカーズのチャイナゲームをテレビ放送しないと伝えられたという。
非常にセンシティブな問題であるだけに解決には相当な時間を要すると思われるが、バスケットボールの発展に歯止めがかかるような事態は避けてもらいたいところだ。
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