デイミアン・リラード「カーメロ・アンソニー復帰の一部になったことは忘れない」
元オールスターフォワードのカーメロ・アンソニーは約1年というブランクを経て、ポートランド・トレイルブレイザーズの一員としてNBAに復帰した。
1on1からのオフェンスを得意とするアンソニーのスタイルは今の時代に合わず、中には引退を勧告する識者もいたが、復帰後のアンソニーは上々のパフォーマンスを見せている。
エースのデイミアン・リラードもそれを喜んでいるのかもしれない。
リラードはアンソニーについて次のようにコメント。The Portland Tribuneが伝えている。
「彼にこう言ったんだ。俺たちがキャリアを振り返った時、『リングを獲得した』とか『俺はMVPになった』とか、全員が言えるわけじゃない」
「でも、全員が言える確かなことがある。それは、スペシャルな瞬間をチームでシェアし、その一部になること。メロの復活のためにここにいる。そういう瞬間というものは忘れられない記憶となるだろうね」
リラードによると、アンソニーはこの1年、誰に対しても不満を言わず、復帰へ向けて根気強く準備していたという。
アンソニー獲得後のブレイザーズは3連敗を喫してしまったが、現在2連勝中。
チームがさらに上向けば、引退を獲得していた識者たちのアンソニーに対する評価も一変するかもしれない。
なお、今季のアンソニーは5試合に出場し、平均29.2分のプレイで16.6得点、5.0リバウンド、1.8アシスト、0.6スティール、FG成功率45.3%、3P成功率37.5%を記録。
キャリアを通してデンバー・ナゲッツ、ニューヨーク・ニックス、オクラホマシティ・サンダー、ヒューストン・ロケッツ、ブレイザーズでレギュラーシーズン通算1069試合に出場し、平均35.8分のプレイで24.0得点、6.5リバウンド、3.0アシスト、1.0スティール、FG成功率44.9%、3P成功率34.7%を記録している。
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