デニス・スミスJr「俺たちが責任を取らないといけなかった」
成績不振に喘ぐニューヨーク・ニックスは先日、ヘッドコーチのデイビッド・フィッツデールを解雇した。
ニックスのプレイヤーたちにとって、指揮官の解雇は避けたかったのであろう。
フィッツデールが解雇される直前、プレイヤーミーティングを開催し、解雇の噂が出ていたフィッツデールをサポートするため、結束を強めたという。
だがその甲斐虚しく、ニックスはフィッツデール解雇。
昨季中のトレードでニックスに加わったデニス・スミスJrは、フィッツデールの解雇はプレイヤーたちにも責任があると考えているようだ。
フィッツデールの解雇を受け、スミスJrは次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。
「タフだ。知っての通り、彼は俺のブラザーであり、その彼が仕事を失ってしまった。本当に深く残念に思うよ」
「彼に責任を押し付けてほしくなかった。俺たちは話をしてたんだ。『俺たちが責任を取り始めなきゃいけない。なぜなら、彼は俺たちの前で立ち上がってくれるし、俺たち全員に対するすべての批判を引き受けてくれてたからね。彼に100%の責任があるわけじゃない、だから、本当にタフだ」
ニックスのプレイヤーたちはフィッツデールを信頼していた。
一方、球団社長のスティーブ・ミルズやゼネラルマネージャーのスコット・ペリーにとってはチームの勝利がすべてであり、フィッツデールへの信頼が揺らいでいたのであろう。
長い再建期を抜け出すことができず、ヘッドコーチを何度も変更しているニックス。
もはやヘッドコーチに責任はないと思われ、フロントオフィスの再構築に踏み切ったほうが良いのかもしれない。
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