デリック・ローズ 目指すはコービー・ブライアント?
元ロサンゼルス・レイカーズのコービー・ブライアントは、キャリアを終えるまでスコアラーとしての自身を貫いた。
長期離脱を余儀なくされたアキレス腱断裂後もスタイルを大きく変えなかったブライアント。
同じく長期離脱の怪我を負った経験があるデトロイト・ピストンズの元MVPプレイヤー、デリック・ローズは、ブライアントのようにプレイスタイルを大きく変えることなく、キャリアを送りたいと考えているのかもしれない。
ローズはブライアントと自身について次のようにコメント。The Detroit Newsが伝えている。
「俺はジャンプシューターじゃない。俺はただのスコアラーだ。君たちの俺に対する評価は全部受け止めるよ。ジャンプショットがキャリアを延ばしてくれることは分かってる。歳を重ねるほど、ゲームに対して調整するよね。それが今の俺がやってることさ。もしゲームはレイアップとミッドレンジに戻るなら、俺はコービーがやったことができるようになりたい。彼は俺の模範であり、尊敬してる男であり、俺のゲームを変えないと確信するための男なんだ」
「彼は彼のゲームをまったく変えなかったよね。なのに20年もプレイできたし、効果的なプレイヤーであり続けた。すごいことだ。それができる偉人は、NBAの歴史においてそう多くない。俺はそのひとりになりたいんだ」
ピストンズではベンチプレイヤーとして起用されているものの、クラッチタイムには欠かせないキープレイヤーとなっているローズ。
ローズがNBAデビューした当時とは異なり、今のNBAゲームはアウトサイドショットが主体となっているが、ローズはこれからもブライアントを見続け、自身のスタイルを貫くことであろう。
コメントを残す