ノーマン・パウエル「デマー・デローザンは俺を助けてくれた」
キャリア5年目を迎えているトロント・ラプターズのノーマン・パウエルは、チームに欠かせないプレイヤーのひとりとして活躍している。
昨季はタイトル獲得を経験し、さらなる飛躍が期待されている26歳のパウエル。
そのパウエルが、現地12日に行われるサンアントニオ・スパーズ戦を前に、元チームメイトであるデマー・デローザンとの日々を振り返ったようだ。
パウエルによると、デローザンがいたことにより、タフなNBAの世界で戦えるプレイヤーに成長できたという。パウエルのコメントをclutchpoints.comが伝えている。
「デマーは俺にとってとんでもなく素晴らしいベテランだった。俺はデマーを見上げて育った。彼のプレイを見て育った。彼は俺のお気に入りのひとりだったんだ」
「彼がここにいた時、俺のことを本当に助けてくれた。俺をメンタル面で集中させ続けてくれ、リーグがどのようなものなのか示してくれたんだ」
パウエルは今でもデローザンと連絡を取り合っており、デローザンのことをメンター、そしてビッグブラザーとして慕っているという。
デローザンとカイル・ラウリー擁するラプターズは2015-16シーズン、フランチャイズ記録となるレギュラーシーズン56勝をあげ、プレイオフではカンファレンスファイナルに進出したものの、レブロン・ジェイムス率いるクリーブランド・キャバリアーズに敗れた。
2016-17、2017-18シーズンもプレイオフに進出したが、いずれもカンファレンスセミファイナルでキャブスに敗れると、ラプターズはデローザンをトレードで放出し、カワイ・レナードを獲得。
そして昨季、フランチャイズ初となるタイトル獲得を達成した。
デローザンはラプターズをタイトル獲得に導けなかったものの、ラプターズファンは今でも彼を愛している。
それは元チームメイトたちも同じであり、昨季に続き、今季もスパーズ戦は特別なゲームとなりそうだ。
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